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韓国医学界 中共の生体臓器狩りを非難

2012年11月05日
【新唐人2012年11月5日付ニュース】薄熙来失脚と共に、中国当局の法輪功学習者からの生体臓器狩りの実態が徐々に明るみなり、人類の道徳ラインを遥かに超えたこの悪行に人々の注目が集まりつつあります。韓国からの報道をご覧ください。
 
韓国臓器寄贈院 河鐘遠理事長
「韓国ではあのような行為は許されないし、法律上でも禁止されています」
 
仁済大学海雲台病院 金良煜教授
「工場でモノを買うのと同じ概念ですね」
 
ミツビシタナベファーマコリア 呉海錫課長
「不法臓器摘出はあってはならないことです」
 
中国共産党の法輪功学習者からの生体臓器狩りに対し、臓器移植に携(たずさ)わる医療関係者らは驚きを隠せません。韓国臓器寄贈院の理事長によると、2005年と2007年の韓国の調査データから多くの韓国人が中国で臓器移植手術を受けたことがわかったそうです。
 
韓国臓器寄贈院 河鐘遠理事長
「問題は移植を受けた人達がまともな結果を得られないのです。誰の臓器なのかもわからなければ、各種合併症に苦しんでいます。特には中国で感染して、死亡したケースも多いです。被害者側から見ても非常に問題が多いです」
 
仁済大学海雲台病院 金良煜教授
「生きているときに、臓器寄贈の意思を表明した場合は法律的に問題ないでしょうが、その意思が全くない状況下で臓器の強制摘出を行った場合、糾弾されるべきことです」
 
多くの医療関係者は、本人の同意のない臓器の強制摘出は、人類の恥辱(ちじょく)だと示します。
 
大韓移植学会 趙元顕理事長
「臓器摘出のために、無理にグループを特定して摘出することは臓器移植分野の倫理道徳に完全に背くことなので、そのような活動は存在してはなりません」
 
神戸大学大学院医学研究科 松本逸平講師
「一言で言うと、それはもう殺人だと思います。やはり生きている人から生体移植という移植はありますけど、それは全く別の次元の話だと思います。ちょっと考えられないですね。受け入れ難いですし、そういう形での移植医療というのはまったく殺人だと思います」
 
医療関係者らは中国共産党による生きた法輪功学習者からの臓器摘出を非難し、また国際社会の更なる注目を促します。
 
新唐人テレビがお伝えしました。
 
(翻訳/坂本 ナレーター/大口 映像編集/工)
 

 

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